27 2 / 2012

"ところでFFが確立した「話す・調べる」ボタンはゲームにおけるユーザーインターフェースで、実はもっとも重要な革命のひとつだ。
海外では”Contextual”と表現されるが、前に人がいれば人に話しかけ、モノがあればそれに応じたアクションをする。つまり使用する文脈に応じて動作が(自然に)変わるボタンで、これは驚くべきことにFFIV(1991.10)で完全に確立されてから、現在のTPS/FPSで武器が落ちていれば武器を拾い、交換するという動作まで、変わらず延々と使われている。
歴史的な話を書くと、FFIIで「ワードメモリーシステム」ってものが登場するが、これが面倒くさいだけのシステムだったのでIIIで廃止され、少し変形してBボタンで話したり、調べたり出来るという挙動が登場する。これをさらに整理し「目の前に人がいるときは話す・操作するものがあったら操作する(場合によってはメニューを出す)」という近代的な動作を確立したのがFFIV。
これがあまりに感動的に便利だったのもので、以降のゲームでは”Contextual”な英語で言う”Action ボタン”(アクションになにが入るかは文脈によって変わるのでこの表現になるわけだ)が急速に、日本では普及していき、これが海外ゲームに輸入されて標準化されていくのである。"

固定リンク 168リアクション